新型コロナウイルス「第11波」
新型コロナウイルスが全国的な広がりを見せ「第11波」の波が来ています。特に今年の「第11波」は熱中症患者の増加と重なることにも注意が必要です。
新型コロナウイルスは2020年の最初の流行から、夏になると大流行を繰り返し、例年のピークは8月になります。昨年も6月ごろから新規感染者数が大きく増え始め、ピークは8月下旬でした。例年夏に大流行が起きる原因は「気温が上がって空調が利いた室内に閉じこもることが多いため、換気が悪く、密になっている可能性がある」と専門家は指摘しています。
「KP.3」の出現
現在の主流はオミクロン株から派生した変異株「KP.3」で、より感染拡大しやすい変異株が出現しています。国立感染症研究所のデータによると、5月27日~6月23日の感染者のうち「KP.3」の患者が約75%を占めています。この「KP.3」はこれまでのオミクロン株より、過去の感染やワクチンによる免疫を逃れる能力が高いとみられています。
重症化するリスクのある高齢者や基礎疾患のある人は人混みを避け、ほかの世代の人も症状があれば仕事を休み、人混みに出る際にはマスクをつけるようにしましょう。
また、夏の感染対策としては換気も重要なポイントです。エアコンを使用中でも1時間に1回2,3分程度窓をこぶし1個分開け、その隙間に向けて扇風機の風を送ると、効率よく空気を循環させることができます。
夏の間は新型コロナウイルスと熱中症、双方の対策が必要になります。屋外ではマスクを外すなど、臨機応変な感染予防を心がけましょう。
